学校法人の資金収支計算書とは

 学校法人は、次の内容を明らかにするために、資金収支計算書を作成しています。

 

①会計年度の諸活動に対応するすべての収入及び支出の内容

②会計年度における支払資金の収入及び支出の顛末

 

 企業会計に置き換えると、①は発生主義における収益及び費用、②は現金主義における収入及び

支出といってもよいかもしれません。①と②は通常一致しません。未収入金や未払金などが存在す

るからです。

 未収入金は発生主義においては、その会計年度に収益に計上されますが、現金主義における収入が

認められるのは翌会計年度になります。そのため、資金収支計算書では、資金収入調整勘定及び

資金支出調整勘定を設けて、これらを調整しています。

 なお、資金収支計算書の特徴として、収入の部の合計と支出の部の合計は必ず一致するようになっ

ています。

前の記事

渡切交際費と税務